小さな手…。 女の子の手って、こんなに小さかったっけ…? なんだか、全てが可愛い子だな…。 握手しようと思っていたけど、急きょ予定変更をして、その手にキスを落とした。 「ひゃっ…」 翠央ちゃんは、たちまち頬が赤くなり、手をすぐに引っ込めた。 そんな反応にも、笑みが零れてしまう。 が…… 翠央ちゃんの上からは痛い視線が思いっきり降り注ぐ。