「夕顔がいたから、ママとパパは出逢えたんだよ。



あの時の夕顔可愛かったな。



一緒に買い物行ってハンバーグ作って、一緒にお風呂たね。



それから一緒のベットで眠った。



あれは運命だったのかな、夕顔が私を離さなかったのは、



私が泣きそうだったのが分かったんだね。



夕顔が私を必要としてたんじゃなくて、



私に夕顔が必要だった。



だから、夕顔のママになる事に抵抗はなかった。


夕顔を抱き締めて眠ると、私は一人ぼっちじゃないって思えたんだよね。」





ママ、泣けちゃうよ。




私は華ちゃんを初めて見た時、確かに感じた。




華ちゃん泣いてるみたいだと思った。