○●○●○ 嫌な風が吹く___ 「相変わらず、お前は酷い男だな」 無数に光輝く星たちに、忘れられてしまったかのような 哀しい色。 彼は、自分の役目すら覚えていないだろう。 「...ラフ?」 ルナンは、ぽつりと その名前を口にした。 「何でお前がココにッ?」 「案内してもらった♪」 鼻歌混じりに答えると。 「誰に!」