「はぁ...。お前が行きたい、て言い出したんだろ」

分かってるよ...。
分かってけど 目が開かないの。


「リュナちゃん、こー見えてもお兄ちゃん楽しみにしてたんだよ。」

先程までの、子供じみた行動とは一変。
ルナンの頭をそっと撫でながら促す。


「もきゅーう、」

むくっ
髪の毛もっさーあ

「おはよ、リュナちゃん」