ソラと私と記憶の欠片*



視界が滲む

駄目
ちゃんと
最期まで見届けるんだ


ソラの最後を


泣かない、泣いてない



ソラは私を
安心させるように

にっこり 笑った


グスン
ごめんね私がこんなんじゃ、駄目だよね


コレが最後じゃない
きっと、きっとあなたと出逢う。次は必ず一緒に居られる新しい場所で...


だから
思いっきり

顔をくしゃくしゃにして
笑ってやった。




赤い紅い
鮮血が飛び散り

今生での赤い糸を2つに裂く。



一筋の雫が、彼女の頬を伝い 地面に落ちて交わる。



感情を圧し殺した声で
彼女は呟いた。



「いつか、必ず...」




そう いつか、必ず