「___ラ...て....___。」

少し眩しいくらいの光に思わず再び瞳をつぶった。

ふわっとした、甘い匂い


ついに痺れを切らせたのか。

「起きろッつってんのよ、ソラ!」

声を荒だける。


パチっ
視界を埋め尽くしたのは、バスタオル姿のルナン。


「おはよう」


機嫌の好い大きな猫みたいに、彼女は微笑んだ。