彼女は るか 彼女は、俺の彼女....。付き合ってるて言ったほうが早いか。




私を探して。



不意に誰かの声が聞こえた気がした。
「?るか、お前今なんかいったか?」
きょとん として大きな瞳をしばたかせながら

「っ....、ぅうん?別に」
少し 間が合ったのは気になるがそのまま俺は、納得するコトにする。




『すぐ側に居るのに、私...きっとどちらかが破壊(こわれる、あなたは、どちらを選ぶの?』


「....。」

風の音に、消えてしまいそうな声で、「消えないは、私」とるかが口にしたのをソラは、聞き逃さなかった。


私を、探して。



「ぅ.....!?」

るかの瞳が揺れて足元が少しふらつく。
「るか!大丈夫か?」
何かを焦った様に、バッと立ち上がり
「うん、平気だよ!?もう行かないと、ごめん!」

明らかに
ふらつきながら、走り去った。