「なんかね、まだ思い出してない記憶がある気する」
「気のせーじゃね?」

「あたし...おかしーのかな?」

不安が溢れ出すかの様に、涙が一粒。

「わ、泣くなよ。別におかしくなんか」

ガシャアァアアンッ

その瞬間 窓ガラス大破。