まず 疑問が一つ。
「なぁ、ルナン聞いてもいーか?」

「なに?」

言いつつ腕の中から すぽっと顔を出してきた。

「るかって存在は消えたわけだろ?家とか学校どーするつもりなんだ?」

「なんだ、そんなコト?」

くすっと小馬鹿にしたように鼻で笑い答える。

「私を誰だと思ってるの?瞬きしてる間に終わらせてあげるわよ♪」