「お前には...何かあると思ってた。だからこそ近付いたんだ」 暖かな昼の時間は、すでに終わりを告げ 夜の闇にその場を譲り渡していた。 ___アナタハ、ドッヲ選ブノ?___ 声が聴こえる とても、とても 懐かしい 声だ... 「俺が選ぶのはもちろん____」 コノ瞬間だけ、世界の時が止まった気がした。