「あっ空、おはよ♪」
さっきのコトなど、無かったかの様に爽やかに挨拶をされても...
「あのさ、世間体考えてくんない?」

しゅん、
「だってだってぇ、空が遅いんだもーん....。それに、記憶なんか消しちゃえば良いのに。」

「記憶を消す、?!」

まさか、何でるかが...
「なんてコト、できたらいーのにね」
その言葉を耳にして、安堵した自分と軽く失望した自分が居たのに。
彼自身まったく気付かない。




____ソラは、
あたしが欲しいの?____


「いまいち、お前の言いたいコトが分かんねぇよ...ルナン。」