始めて話した日。 それは5月も後半にさしかかった雨の日だった。 私は所属しているバスケ部の練習が終わり親の迎えをまっていた。 たしかもう7:00をまわっていた気がする。 「ん?神原?」 「ひゃっ!!」 「はは...びっくりしすぎだろ。親待ち?」 「は...はい」 「そっかそっか」 先生は私の隣に立った。。