「ほら~さっさとバスに乗れ~。」

と言ったのは、高橋先生だ。千夏はもうすでに瞬の所へ行って、
「瞬君、隣座ってもいい??」
なんて行っている。どおーせ隣に座るんだろとか思いつつ 笑
私も亮介の所へ向かった。

「亮介君、私隣の席なんだ。よろしくね。」

と言って、ニコッと微笑みかけると亮介の顔はみるみる赤くなって

「あぁ、よろしく…」

と言ってきた。どうしたんだろうと思いつつ、私は亮介の隣の席に座った。

私たちの後ろの席では、千夏と瞬が仲よさそうに話していた。私は

『結構良い雰囲気じゃない』

と思いつつ、隣の亮介が話しかけてきたのでそれに耳を傾けた。