…なんて 俺は教室の窓から初めて葵と出会った大きな桜の木を見つめながら思っていた。 「…ぁ…ゆ…な…う…なぁって遊っ!!」 「…ぁ悪い。何?」 「お前さぁ…葵ちゃんのこと好きだろ?」 俺の前の席の桃矢がニヤニヤしながら言ってきた。 「はぁ?なんで?」 コイツに言うとろくでもねぇこと言い出すからちょっととぼけてみた。 「ははぁん♪とぼけたってダメだよ。遊くん♪」 しつけぇ…。 てか遊くんて…。