―――
「はぁ〜ねみ〜。」

そんな独り言を言いながら
俺は駅のホームに立っていた。


「あの〜好きです!」


「わりぃ〜。
俺今誰とも
付き合う気ないから。」

めんどくさい。
本当の俺を
知らないくせに…
軽々しく告白なんか
するんじゃねぇーよ!
って感じだ…


「別に付き合って
くれなくていいです!」

「はっ?!」


そして振り返って
女の顔を見た。