「お前起こさなかったら朝までいる気か?」 「はいっ泊まらせてっっ」 「…はやく帰れよー」 「はぁい…」 俺は一人、教室を出る ひたひたと心地悪い 「…俺の馬鹿…」 なんで寝ちゃったんだよぉ~~~~~~~~ 前橋と一緒に帰りたかったのにぃ 「あ、今日発売日だ」 そうだ今日はジャンプの発売日だ。忘れてた 俺は重い足取りのままコンビニへ寄る 「…いらっしゃいませー」 店員の声など聞こえてはいなかった すぐにジャンプを手に取り、レジへ向かう