─────────── 「っ…グスッ…や……だっ! れっ…玲音が好ぎなのぉ〜〜!!!」 俺に強く抱き着いて 大泣き ……泣いてる女の子に冷たくするわけにもいかないし 「ごめんな、」 って頭を撫でて優しくしてしまったのがいけなかったのか 「玲音ーっ!!!!!!」 腰に回っていた腕が首に回って 「その優しい所が好きなの」 ─ちゅっ 唇に柔らかい感触 そして近い顔 キスをされたことに気付いた