30分くらいぼーっとタクシーに乗っていると海が見えて来た そして 「着きましたよ」 海辺の高台で車が停まった タクシーを降りると亜梨子は暗闇の中をずんずん歩いて行く 「暗いからそんなに早く歩いたら危ないよ?」 「慣れてるから大丈夫」 慣れてる? 「慣れてるって?」 「毎年1回ここに来てるの」