最後の1人が教室を出ると柴崎くんは教室のドアを閉めた 「早くして!?」 私のイライラは最高潮 「あっ、ごめん あの…俺さ、村上のことが好きなんだ」 「ふ〜ん…んっ?…好き!? Σぇえっ!!!!!!」 ─ガタガタ ビックリして椅子からずり落ちた だって柴崎くんとは中学から一緒だったけど全然…そんな…好きだなんて……… 「ほっ本気で言ってるの!?」