「あっ耳弱いんだよね?」



ってまた耳元で喋る



「もっ!止めてってば!!!!」



振り向いて玲音の顔を見ると



─ドキッ



心臓が跳ねた




水で濡れた髪に…綺麗な鎖骨


かっこよくて思わず玲音に抱き着いてしまった




「亜梨子?」



「明日…学校あるけど玲音は来ないよね?」



「うん…色々と忙しいから、」



「……さっ…寂しいな、」