玲音との顔の距離5㌢


近すぎる!



「はっ…離れてよ!!!!」



「ヤダ」



「はぁ!?」



余計熱が上がるじゃん!!


殺す気!?




「キモいぃー!!!!!!」



必死に玲音を押して離れようとするけどカラダに全然力が入らない



「はぁ…はぁ…しっ死ぬ……」



「わかった!腕枕は止めるよ」



って首から腕を抜いて


今度は頬杖をついて私の頭をポンポンって撫でる



「ベッ…ドから……出て?」


ホントに風邪が移ると思うし

ドキドキして眠れない



「近くにいたいんだよ、

亜梨子のことがすごく心配なんだ」