キミが好き。




家に着いて俺の部屋に来たものの


亜梨子は俺に背を向けて立ったまま


ずっと無言



「亜梨子、こっち来て?」



ソファーに座ってほしいのに



「…。」



何も言わず無視




「亜梨子…お願いだから話し聞いて?」



「……何の話しを?」



「何のって…昨日の元カノのことについてだよ、」



「いい…私聞きたくない、」



「何で?聞いてよ、」



「だって……私は…玲音の彼女じゃないんでしょ?」




「………はっ?」




「聞く必要ない!!!!」