お嬢様は太陽と歩く




―放課後―


「聖…?」



「何?」



分かってるくせに…

『何?』って…



私は聖を教室に連れていった



「…。」



良かった

誰もいない




「聖…、私、チョ…チョコレートブラウニー作ったの。」



私は聖に手渡した



「ありがと、海咲。」


「あ、味は、多分大丈夫だと思う…。」



「食べていい??」



「え、今?」


「今。」


「うん…。」



聖はラッピングをほどいて
中に入っているブラウニーを出した