お嬢様は太陽と歩く





「何で…?何で聖がいるの?」


「何でって…、先生にこれ片付けろって…。」

久しぶりに話した―


「そっか…。」



そして海咲はまた
手でグラウンドをなで始めた


「何…、してるんだよ。」


「…、何でも、ないよ…。

早く帰ったら??風邪ひくよ?」



「お前こそ…。」



―グイッ―


俺は海咲の腕を掴んで体育館の
屋根の下に連れていった


「ちょっと、離してよっ!」


「いいから、とりあえずこれ着とけッ…。」


俺は自分のウインドブレーカーの上をを海咲に渡した