運命と無数の涙。

「そっか。じゃ、とりあえず。俺は言ったん家に帰るよ。そうだ、端山さん家送ってこうか?もう薄暗くなってきたし。」

「いえ。大丈夫ですよ。」

「分かった。気をつけてね。」

そう言って私と潤君は、木でできていて今にも壊れそうで、さっきまで雨に濡れていて、小さくて、古びているけど、私たちの出会わせてくれた待合所を背後に歩いて行った。