でも私は本当に彼を好きになってしまった。

夫の快復をあんなに願っていたのに、それを素直に喜べなくなってしまうほど、彼が私の心の殆どを占めているのは事実だ。






私は自分の気持ちに素直になろうと決めてどうしたいかを考えようとしたが、その前に自分の気持ちの整理が未だできないでいた。