｢そんな予定ないし…昴、どうしよう…｣


マジで誰なの？


せっかく、昴と話してるのに邪魔しないで


｢チェーンしたまま、ドア、開けてみ？｣


｢え〜ヤダよ！怖いもん！｣


｢そうだな…イタズラかもしれねぇしな｣


｢無視していいよね？居留守使っちゃおう｣


私はそう昴に答えた


｢でも、こうして電話してるの聞いてたらどうする？ドア、ドンドンって叩かれたりしたら…｣


｢え〜昴！怖いこと言わないで…｣


そう言った時…ドアがドンドンと叩かれた


｢キャァ〜昴〜ドア、叩いてる〜怖いよ〜もうヤダ…助けに来てよ〜｣