私はブツブツ言いながらお弁当を開けた


「え?姫、どうしたの?凄いサンドイッチ!美味しそう〜」


「1個ならあげる」


「ヤッター!」


結衣が私のお弁当に入っているサンドイッチを1つ取ってかぶり付いた


「美味しい!姫、作ったの?王子様にもあげたとか?」


「ハハ…本当はあのホテルのルームサービスなの!持って帰って詰め替えただけ」


「え!?あのホテルの?美味しいじゃん!ってことは…姫はいつまで王子様と一緒にいたの?」