好き?キライ?…どっち?

「夢?どんな?」


「私が待ってると、日向さんが綺麗な女性と帰って来たの…私のこと…知らないって言って、キス…してた…」


「ハハ!姫〜それ、ヤキモチ?」


日向さんが優しく笑う


「笑わないでって言ったのに〜」


「いや、ごめん!でも…嬉しいかも」


日向さんが私の肩に手を回して引き寄せた


「私、ホントにショックで…いっぱい泣いたんだからね!」


「夢に見る程、俺に会いたかったの?」


「…うん…」