好き?キライ?…どっち?

私は日向さんの後ろをついてソファーのある部屋に向かった


「姫!」


日向さんが、座っているソファーの隣をポンポンとする


私はゆっくり、日向さんの隣に腰を下ろした


「さっき泣いたワケ…聞いていい?」


日向さんが優しい声でそう言う


「笑わない?」


「なるべく…」


「あのね…日向さんを待ってる時、ほんのちょっと寝ちゃったみたいで…その…変な夢をみたの…」


恥ずかしいけど、ちゃんと言おうと思って話し始めた