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シャツを着た日向さんは私をチラリと見て寝室を出た


照れてんのかな?


でも、私、普通に服、着てるし…何もしてないよね?


どうしたんだろ


不思議に思いながら、日向さんの後について行った


「あ、姫、サンドイッチ食べる?」


「え…うん!食べる!」


「じゃ、頼むね」


日向さんはフロントに電話をかけて、サンドイッチを頼んだ


すぐにサンドイッチが運ばれてくる


「美味しそう〜」


良い色に焼かれたパンに、ベーコン、レタス、トマト、鶏肉が挟まれたクラブハウスサンド


もちろん日向さんはコーヒーで、私は紅茶


「いただきます」