キョトンとした結衣


「へ?じゃなくて…」


「え?何で?だって気分も良くなって、王子様にベッドに誘われたんでしょ?普通、するでしょ?」


私は頷きながら、小声で話した


「だよね…私もさ…覚悟決めてベッドに行ったの」


「もしかして王子様、そのまま寝ちゃったとか?それは男ならアリエナイよね〜」


「そのまま…寝てはないけど…」


「じゃ、何?また二人でベッドから見える夜景に酔いしれてたとか?キスくらいはしたんでしょ?」


私は水を一口飲んで話し始めた


「あれから…ね───…」





───────……