時計を見ると夜中の2時


スッとドアが開く気配と同時に日向さんの声がした


「姫?どした?」


「あっ!起こしちゃった?ごめん。ちょっと喉が渇いちゃって…」


「あ〜俺もちょっとちょうだい」


良かった…ちゃんと服着てる


日向さんは私の隣に来ると、私の持ってたコップを取り、残っていたリンゴジュースを飲み干した


「気分は?良くなった?」


「う、うん…まぁ…」


「じゃ、ベッド行こ?」


コップをテーブルに置いた日向さんは、私を後ろから抱きしめる


「うん…」


小さく頷いた私は、日向さんと寝室へ向かった





───────…