好き?キライ?…どっち?

日向さんの指が私の髪の毛を耳にかけ、唇が耳に近付き、日向さんが囁いた


「ちゃんと寝るんだよ?」


「あ…ハイ…」


「おやすみ」


そう言いながら、私の頭をポンポンした日向さん


私がどれだけ緊張したか、気付かないまま、隣の部屋へと戻っていった


ベッドに横にはなったものの、日向さんが気になって眠れない


寝室のカーテンを開けると、外に広がる夜景


スゴ〜イ…綺麗…


日向さんと一緒に見たいな


そう思った私は日向さんのいる部屋のドアを開けた


「日向さ…ん…」