好き?キライ?…どっち?

「眠くないの?」


「え?うん…私、結構、夜に強くて!」


嘘!ホントは眠い


でも、眠いって言うとどうなるかが恐くて言えない


「女性には寝不足が最大の敵でしょ?ホラ!ベッド行くよ!」


日向さんが私の手を掴んで寝室のドアを開けた


「え?ちょっと日向さん?」


日向さんは私をベッドまで強制的に連れて行った


こうなると私の心臓はドキドキしっぱなし


私も覚悟を決めた


日向さんと目が合う


そして、日向さんが私の髪の毛に指を絡めた


少しずつ日向さんの顔が近付いてくる