好き?キライ?…どっち?

「お手伝いって…ドコですればいいんですか?」


「そうだな〜じゃ、早速明日、頼んでいい?」


「明日ですか?」


「いきなりはムリかな?」


「いえ!大丈夫です!」


私はスパッと答えた


すると日向さんは優しく笑って、私の髪の毛に指を絡めてきた


「サラサラだ…」


「はぁ…ども…」


ヤバイ…


心臓が早くなる


私の動揺に気付かないのか、日向さんは私の髪の毛を指先に巻きながら、囁いた


「ね…姫だったら結婚式ってやっぱり髪は上にあげる?それともふわふわにして前に垂らす?」