好き?キライ?…どっち?

ドキドキしながら日向さんの言葉を待つ


「彼氏、いないんだったら─…」


「え?」


日向さんは顔を少し、私の方に近付けてこう言った


「ウェルカムボード作るの、手伝ってくれる?」


「え?あっ…ハイ!」


「良かったぁ〜彼氏いたら、彼氏がダメって言うかなって内心ハラハラしてたんだ」


「大丈夫です…彼氏いたら、こうして日向さんと食事もしませんよ」


ちょっと期待外れだったけど、日向さんのお手伝いが出来ると思うと、それだけで嬉しい