「姫野さん、お疲れ様。上がっていいよ」


「ハイ!お疲れ様でしたぁ!」


マスターの声にテンションが上がる


「姫野さん、良い報告待ってるからね」


「頑張ります!」


私はマスターと神谷さんに頭を下げて奥の部屋で私服に着替えた


目薬を注して、軽く化粧直し、もちろんグロスを忘れずにつける


バックの中の映画のチケットを確認


髪型も整え、私は裏から出て、喫茶店の入り口から入った


神谷さんに頭を下げて、日向さんのいるテーブルへ向かう


物凄く緊張しながら、近付くと、日向さんが振り向いた


「姫〜お疲れ様」


「あっ!お疲れ様です…」