LASTLOVE

「この辺に◇マークあるみたいだぞ。」

政樹が辺りを見渡しながら言う。

あたしは、物資を奪われたり、罠にかかりそうになったり怒り心頭していた。

「他チームのだって奪ってやる!」

「おい、夢、馬鹿な真似はするなよ。ペナルティで何されるかわからないぞ。」
「もう!」

その時、波打際に箱が置かれていることに気付いた。政樹はすかさず駆け寄るとリングを鍵穴に差し込んだ。

「開いたぞ!」

「本当!」

さっきまでの怒りはどこへやら。嬉しくて走り寄った。

「だけど、なんで波打際なんかに?流されたらおしまいじゃない。」