LASTLOVE

あたしが、絶句した。
恐怖で、涙が零れそうになる。

「な…んなの。これ。」

「刺さってたら…危なかったな。」

一瞬、刺さっていたらどうなっていただろうと頭を過ぎったが考えないことにした。スコールが降ったことに感謝しなければならない。

いつの間にかスコールは止んでいて、太陽が高く上り始めている。

あたし達は慎重に、元来た道へ戻ると地図を開いた。そして、この◆マークに竹矢と印し後にした。

「罠ってこういうことなのか…。」

政樹が口にした。

「絶対、こっちから、罠を張ってやる。」

「そんなことより、脱出でしょ?」