「はっ？」

あたしは、一瞬カチンとしながら答えた。

春の言う話し合うってのは、他の人とペアを組む可能性があるということだ。そんなことは冗談でもありえない。

だが、

「そうね。一応どう？」

美月が答えた。

美月は政樹の元カノ。
あたしは、カーッと頭に血が昇りそうになった。

「あたしは、嫌よ！政樹はどうなの？」

あたしは、政樹に当たるように聞いていた。

「俺も、話し合う必要はないと思うが？」

あたしは、それを聞いてホッとした。

「じゃ、話したい人が誰かを誘って話し合えば？」

奈緒が言う。

「じゃ、あたしと政樹は外すわ。」