教室に行ったら菜奈が駆け寄ってきた

「大丈夫?」

アタシには心配してくれる友達がいる

「うん大丈夫だよ」

思いっきりの笑顔でいった

菜奈もアタシの笑顔をみて笑顔になった

カワイイ~

もう、さっきの集団は追ってこない

飛鳥がなんかいったのかな?

それとも、さすがに反省したとか?

まあ、どうでもいいや

そうして、菜奈とお弁当を食べた

食べながら話す

「今日、午前になにしたの?」

「ん~と、係決め。咲ちゃんはね、たしか水沢君と成美君とおなじ、生徒会学級委員になったよ」

ってええ!

おもわず、口のなかの卵焼きを噴出しそうになった

いやいや、責任重大でしょ、それ!

しかも、もっと恨まれそう・・

だってあのイケメン2人(1人は一応彼氏)とだよ!?

「何で、そんなことになったワケ?」

「いや、何か、まず水沢君と成美君が推薦されて、で、水沢君と成美君が咲ちゃんを推薦して、で、何か2人の眼力で、賛成させて・・・みたいな?」

何で、成美君がアタシに推薦を?

っていうか眼力って・・・??

「は?」

「ホントだって」