ああ、そういうことか

って、何でこの人に言わなきゃならないの?

「当たり前だろ、助けてやったんだから」

表情を呼んだのかその人は言う。

「長谷川咲・・・ですけど」

「そうか、俺の名前は水沢飛鳥」

何か聞いてないのに自己紹介された

で、やっと開放された

まあいっか、もうほとんど会うことないしね

そう思って、アタシは入学式へ・・・

あーあ、後一分。

水沢ってヤツのせいで時間がー(お前がこけたからだよ)

十秒前、何とか間にあった。

アタシはアタシ以外の体育館にいるひとにジロっと見られ、

もう、すいませーんって感じ。

まあ、一応遅刻してないしいいじゃん

とかも思ったけど・・・