家に帰るまでの時間は自由時間になった。 泣きながら友達との別れを惜しんでいる人、最後の時間を楽しんでいる人、皆好きなことをしていた。 その時、私は啓に呼び出された。 「俺、ずっと前から結奈のことが好きだった。」 何?? 今頃かよ。 「付き合ってくれない?」 はぁ?? どうしよう。 いきなり告られちゃった。