インターン・シップ


「………。」


社長は尚も無言で、私をジッと見つめてくるもんだからやっと治まった心臓がまたドキドキいいだした。


「や、ほら、武藤さんて、さっきもあんなにズバズバ言ってたし、きっと明日の朝まで時間あったって無理と思ったら、サックリ「もう帰れ~!」とか言われてますよ!

それを言わないのは、社長の熱意や姿勢を知ってるからチャンス与えたら挽回できるって思ったんですよ!」


胸のドキドキがうるさくて、でも気づきたくないから早口でペラペラしゃべったら漸く社長が


「…サンキュー」

って、どこか照れながらそう言って、私の頭をクシャッてした。