「社長らしいですね…。」 「はぁ?」 「そんなとこまで一生懸命考えて、わざわざ海外から花取り寄せるなんてすごいですよ。 さすがって感じ」 「ハッ! 武藤さんも言ってたろ? 空回ってりゃ意味ねぇんだよ」 忌々しそうに、社長はため息をついた。 「まぁ、そりゃそうかもですけど…。 でも、武藤さんも社長だからチャンスくれたんじゃないですか?」 「……??」 「榊 遥人だから。 社長だから、このピンチを何とかできるって思ってるからチャンスくれたんですよ、きっと」