―――月曜日。 着慣れないリクルートスーツに身を包み、薄く化粧をした私は出勤前に姿見で自分を確認してみた。 う~…ん。 何だか、スーツに“着られてる”って感じだなぁ…。 しっくりこないと言うか、何だろう…無理して背伸びしてますぅ~みたいな…。 「まっ、仕方ないっか」 ため息と共にそうこぼして、ベットサイドの時計をみるとちょっとヤバい感じ。 「おっと! 初日に遅刻はダメよね。 はぁ…行きたくないけど、いってきまぁ~す」 鏡の中の自分にそう告げ家を出た。