だけど…待てど暮らせどお呼びがかからない。
あんなにドキドキしてたのにだんだん治まってきちゃった。
気がぬけてデレーッとしてたら…コンコンッ!とドアを叩く音。
またもドキドキ。背筋はピーンと伸びて「はいっ!」なんて大きい声で返事をすると勢いよく立ち上がった。
「ランさん…。
特別室でみなさんがお待ちです」
ゴクリ…って生唾を飲む音が聞こえてきそうなぐらいのボーイの緊張感。
「わ、わかった。
すぐいく!」
ふぅ~…。
最後にもう一度鏡で確認して、心の中で「よしっ!」って気合いをいれて部屋を後にした。

