それからしばらくたったある日。
やっと完成したレポートを提出した帰り道、あと数メートルで家ってところで…
「川原サツキさん?」
男の人に呼び止められた。
全然知らない人だし、見た事もない。それに何よりうさん臭い感じもする。
知らないふりして立ち去りたいけど、何で私の名前を…?
訝しげにその男の人を見ていると、吸ってたタバコを地面に捨て革靴の底で踏み消すと
「突然ごめんね~?
斎藤雅樹さんのことでちょ~っと話がききたくて…ね?彼、どこにいるか知らない??
連絡取れなくて困ってんだよね~」
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