だから大学を理由に家を出た。もう今更1人なんて…へっちゃらだった。 でも、雅樹と出会ってからは全く違った。 ご飯を食べるのも、洗い物も寝る時だって…日常の色んな場面で実感する。 誰かと時間を共有できるってことは幸せなんだなぁって。 人の温もりを、心の平安を知った私はもう1人になりたくなかった。 だから、雅樹と一緒に暮らして今以上に近付けることに迷いや不安なんてあるはずもなく、むしろ願ったり叶ったりの気分だった。